独立行政法人情報処理推進機構(IPA)から、ゴールデンウィークにおける情報セキュリティに関する注意喚起が行われています。
概要
ゴールデンウィークには長期休暇を取得することが多く、「システム管理者が長期間不在になる」など、平時とは違う状況になり、この時期、ウイルス感染や不正アクセス等の被害が発生した場合に対処が遅れてしまったり、SNSへの書き込み内容から思わぬ被害が発生したり、場合によっては関係者に対して被害が及ぶ可能性があります。
また、家でパソコン等を利用する時間が増えるなど、ウイルス感染やネット詐欺被害のリスクが高まることも考えられます。
これらのような事態とならないよう、
(1)組織のシステム管理者
(2)組織の利用者
(3)個人の利用者
のそれぞれの対象者に対して取るべき対策をまとめてあります。
- 長期休暇における情報セキュリティ対策
https://www.ipa.go.jp/security/measures/vacation.html - 日常における情報セキュリティ対策
https://www.ipa.go.jp/security/measures/everyday.html - 春の大型連休において実施いただきたい対策について注意喚起を行います
https://www.meti.go.jp/press/2023/04/20230424002/20230424002.html
長期休暇明けは多数の未読メールを確認することが予想されます。被害に遭わないために不用意に不審な添付ファイルを開いたり、リンク先にアクセスしないよう注意しましょう。
- ランサムウェアによるサイバー攻撃被害に関する相談や報告が企業や組織から寄せられています。
インターネットからアクセス可能な装置全体について、アクセス制御が適切にできているか、認証が突破される可能性はないか、脆弱性は解消されているかといった点 を、今一度確認することを推奨します。
【注意喚起】事業継続を脅かす新たなランサムウエア攻撃について
https://www.ipa.go.jp/security/announce/2020-ransom.html
【動画】今、そこにある脅威~組織を狙うランサムウェア攻撃~
https://www.youtube.com/watch?v=TWqJ5P8oaUM