ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ

セキュリティの部屋

MISSION 2-10 標的型攻撃メールへの対応

suguyarou.png

■ 不審な電子メールは開かない

■ 標的型攻撃メールを見分ける


入り口対策
ウイルスの侵入防御
  • OSやアプリケーションの脆弱性の解消
  • スパムメールのフィルタリング
  • 従業員教育

 ・不審なメールを開かない

 ・ウイルス対策ソフトを適切に導入

潜伏期間対策
ウイルスの早期発見
  • ウイルス対策ソフトによる各機器の感染チェック
  • 不審な通信などの監視
出口対策
外部への情報漏えい防止
  • 統合型セキュリティ機器(UTM)によるデータ送信のチェック

<巧妙な標的型攻撃メールの事例>

これは、とある会社の社員に届いたメールです。その会社が加盟する健康保険組合からの「医療費通知のお知らせ」というメールだったので、添付されていた「医療費通知のお知らせ」というファイルを開きました。クリックした途端に不正プログラムが動きだし、遠隔操作ツールが実行されてしまいました。

添付ファイルはワードのアイコンになっていましたが、拡張子は「doc」でも「docx」でもなく、「医療費通知のお知らせ.exe」という不正プログラムだったのです。

これは実際にあった事例です。同じように、取引先を偽装して、「請求明細」や「明細書」というタイトルの不正プログラムが送られてきた事例もあります。

※警察庁発表によると2019年には、確認された標的型攻撃メールは5,300を超える


<こんな添付ファイルに注意だ>

  • 件名に「緊急」など、ことさらに添付ファイルの開封を促すメール
  • 日ごろメールでやり取りすることのない種類のファイルが添付されているメール
  • IDやパスワードなどの入力を要求する添付ファイルやURLが記載されたメール

メールメールについての注意点はP19参照(MISSION 1-1 標的型攻撃による情報流出


MISSION 2-9 電子メールの安全利用

MiSSION 2-11 迷惑メール発信への対応

ガイドブックTOP

ページトップへ